
ラジオ内でよく話している転職活動についてですが、実際始めようとするも、自分は一体何者で、何がしたいのか、何の為に働いているのか、「自分の軸」がわからなくなってきた為、幻冬舎の編集者、箕輪 厚介さんが宣伝していた「メモの魔力」を思い出し、買ってみることにしました。
著者の前田裕二さんといえばSHOWROOMが有名ですが、最近ですと石原さとみさんとのお付き合いでも話題になっていました。
「メモの魔力」、タイトルからしてメモを書く重要性についての本であることはわかっていたのですが、下記のツイートに惹かれて俄然興味が湧きました。
特別付録「自己分析1000問」、、、
1,000問も自分に問いかけたら何かしらの共通点が見つかって、自分の本質が見つかるのではないかと、いざダウンロードしてみたものの、何故この問かけをするのか、どう回答すべきなのかがわからず、結局買いました笑。
(おそらくそれが箕輪さんの狙いだとは思うのですが、、、)
読んでみた感想
買って読んでみた感想ですが、もっと早く読んでいたら良かったというのが第一の感想です。これを就活前、いや高校受験前に読んでいたら変わっていた気がします。
当然、時間は巻き戻せないですし、僕が高校生時代にこの本は出版されていませんし、そもそも著者の前田裕二氏は僕と同い年なので売っているわけもないので、そんなことを考えることは無駄ではあるのですが、それくらい良かったです。
節々に出てくるメモの良さ、「悲観しているそこの貴方!大丈夫です!」的な言い回しは少し鼻につくのですが、それらを除けばかなりの良書かと思います。
メモの書き方、人生の軸の見つけ方、などテクニカルな部分もロジカルに細かく書かれているので、読むだけでも頭の中が整理されていきます。
個人的に良かった点
個人的に良かった点は「やりたいことリスト」の作成と巻末の「レベル④経験についての100問」、あとはメモを取ることで脳の容量を空ける話。これらは今の自分に必要なことだと思いました。
◆「やりたいことリスト」に関しては、自分のやりたいことを10個ほど書き出し、優先順位をつけること。緊急度と重要度を区別しながらつけるのが重要とのこと。
◆巻末付録の「レベル④経験についての100問」は、自分の経験に関する問で、この問が「人生の軸」を見つけるのに一番適していると思いました。
◆脳の容量を空ける話は、メモを取ることで脳の記憶容量を空けて、想像・発想・提案に使いやすくするという話。確かに知らず知らず自分の脳を圧迫していたと思いますし、ラジオで話すネタを考える上でも、できるだけ覚えようとする癖があるので、これは勉強になりました。
読む人によって、受取方は異なると思いますが、自分は何が好きで何者でありたいのか、よくわからず困っている人は一度読んでみた方が良いかもしれません。
①効果的なメモの取り方が勉強になります。
②メモを取る意味を知ることができます。
③発売日は石原さとみさんの誕生日!
「メモの魔力」
著者:前田 裕二
公式HP→無し