
2018年11月28日に発売されたマキシマム ザ ホルモンの新譜「これからの麺カタコッテリの話をしよう」をやっと一通り目を通せたので書きます。
※マキシマム ザ ホルモンのファンは熱狂的なので、こういうレビュー的な記事を書くとボコボコにされるんじゃないかとビクビクしながら書いていますが、先に趣旨を書いておきますと「亮君凄いなあ」っていう感情論のみが書かれていますので悪しからず。
前作「予襲復襲」が2013年7月31日なので、もうあれから5年も経ったんですね。曲は勿論ですが、発売の仕方が毎回個性的で、どんどんハードルが高くなっていく中、それでも上回っていくのは富樫先生か亮君くらいかと。
何かに苛立ったり・怒り・哀しみが反映された曲が多い気がしますが、今作は、ファンに対する思いを受け止め、曲で答えつつ、漫画でわかりやすく解説するという丁寧さに感動を覚えました。苛立ち・怒り・哀しみは極地までいくと「丁寧」になるってROCK過ぎます。
さて、備忘録的に綺麗な状態の「これからの麺カタコッテリの話をしよう」をアップしておきます。

カバーの箱を開けるとCDが入っています。こんなパッケージ一体いくらかけたら作れるんだろうと金のことばかり気にしつつ、中身へ。

コロコロアニキで連載されていた「便所サンダルの入り方教えます」の単行本と「腹ペコえこひいきグルメ」のクーポンとステッカー、プラチナVIPラウンジ入場IDが入っています。
漫画がホルモンの取説になっており面白おかしく解説していて、ステッカーとクーポンで二郎に対する愛を表現し、VIPラウンジでファンの要望を叶えている。至れり尽くせりですね。。
こういう姿勢で居続けるからこそ、ファンが増えるのかなと大変勉強になります。
肝心の曲ですが、4曲とも鳥肌が立つほど感動しました。「maximum the hormone II ~これからの麺カタコッテリの話をしよう~」で、亮君が痩せた理由をどれだけ回答しても伝わらない不満が爆発していて、めちゃくちゃ格好良いです。
僕としては「G'old~en~Guy」が昔の「絶望ビリー」のようで、かなり好きな曲調でした。ゴールデン街と亮君と遭遇した時のことを考えるときっと何も話せないので、TEI君のイベントで握手するくらいが限界です笑。
「肺脂西班牙〈we're the 俺〉」は、昔ホルモンにハマってライブに行っていた時に好きだった曲だったので、リメイクは嬉しかったです。ファン投票でリメイクアルバムとか出していただけないかな、、、
前レーベルへの感謝を述べた「拝啓VAP殿」も歌詞カードを見ると泣けます。
だらだらと取り留めもないことを書きましたが、一番衝撃的なのが、このハイクオリティで税別2,292円(痛風苦痛)て、安過ぎるということです。

ちなみに、漫画の感想はホラーです。最後のゴミ捨て場がなければハッピーエンドだったのですが。。
①書籍で来た!
②「G'old~en~Guy」の格好良さ!
③皆が得する企画力!
おススメ度:★★★★★
「これからの麺カタコッテリの話をしよう」
発売日:2018年11月28日
価格:税別2,292円(痛風苦痛)